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より創造性ある毎日を目指し、辿り着いたJPI

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JPI

はじめまして、丸山アーバンの貞松です。

半導体エンジニアを4年経験後、結婚・出産を期に公共サービスの民営化事業(指定管理者制度、PFI等)を支援するコンサルティング会社に3年ほど勤務し、その後、日本PFIインベストメント株式会社(以下、JPI)に入社しました。

湘南生まれでも居住しているわけでもなく、建設・不動産業界は全くの未経験。そんな私が、日本PFIインベストメントを選んだ理由をお伝えできればと思います。

契機となった想い

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発端は前職の区立図書館の図書館システム管理者(指定管理者)をしていた時のこと。

引継ぎもなくシステム管理者となった為、すべきことはわかっていましたが具体的な業務が断片的で、現場とシステム会社とコミュニケーションを密に確認・整理をしながら業務を進めていきました。その中で、トラブルが起きてからの対処が基本となっていたり、実装されている機能を活用できていなかったりと、現場において様々な課題がありました。

ほとんどの課題はマニュアル化・ルール化や、運営に合わせたシステムの設定変更または運営の見直しで解決できました。

でもそれが実現できると、今度はもっと業務効率を上げたいという要望が出ます。そこで確実に業務効率が上がるシステムの追加実装を提案しますが、管理者である区に対して、議題にすら取り上げてもらえませんでした。その理由は、民間経営と異なり、指定管理者制度では業務内容と委託費用が要求水準・提案書及び契約書で確定しており、図書館システムにかけられる費用が決まっているから。

もちろん業務のトレードオフを管理者に対して提案することができるのですが、コンソーシアムに対してどれだけ費用対効果を提案しても、運営を完全分業化していることにより各社の利益確保が優先、また事業レベルで総合的に判断をしてくれる存在がおらず、システム以外でも現場からの改善提案が認められることはありませんでした。

 

当時、1日に3000人ほどの利用者がおり、どんどん利用が増えている図書館にも関わらず、サービス向上に関する提案について、改善したいという現場の想いがあり改善できる方法がわかっていても、改善できないというジレンマがありました。そしてその皺寄せは、全て現場に。その状況下では、良いサービス提供を続けられるはずがないですよね。

この課題の解決には、提案書策定段階で現場のリアルな声を落とし込む必要があり、かつ事業を統括できるマネジメント力ある代表企業が必要だと思いました。

あわせて、9:00~22:00まで開館しているにも関わらずシステム管理者は1人しかいませんでした。子供が1~2歳と小さかったにも関わらず、システムに不具合が出ればサービス低下に直結する為、復旧するまで対応しなければならず、急な長時間残業も避けられませんでした。

運営業務もやりがいはあるけれど、もっとクリエイティブな仕事がしたい。その想いは強くなり、新図書館のスタートアップメンバーや指定管理者の公募提案書策定など色々やらせていただきましたが、代表企業でもない立場や提案書策定業務でできることには限界があり、納得感・達成感のない毎日を過ごしていたように思います。

そんな折、先輩とご一緒したある案件で「SPCの代表企業を実現している会社が藤沢にある。」とJPIをご紹介頂きました。

自分の想いとJPIを知るタイミングが重なり入社することとなりましたが、もしあの時JPIに入社していなければ、きっともう仕事を続けてなかったのではないかと思います。

「ワーク・ライフ・バランス」のバランスとは

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「ワーク・ライフ・バランス」というと、仕事と家庭に均等に時間を割り振らなくてはならないと認識している方もいらっしゃるかと思いますが、いつも仕事と家庭が50%ずつに!と無理に考える必要はないと思います。

図書館勤務だった頃は、責任感というよりは、1人しかいないしやるしかないという固定観念と育児を理由に仕事ができないと思われたくないという意地により、ただただ躍起になっていたように思います。そんなことを考えながらでは仕事のパフォーマンスが高くなることはないですし、そもそも無理は続かないですよね。

仕事に集中したいと思うなら仕事80%・家庭20%という時期があってもいいし、子どもが生まれ育児で忙しいなら仕事20%・家庭80%という比率の時があってもいいのです。

仕事における自分らしさ

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JPIに入社して、西山社長の多様な働き方に対する考えに感銘を受けました。

実際、入社してから約11年の中で、第2子の出産、親の入院・介護など、様々なライフイベントがあり、自らのキャリアを手放すしかないと考えるばかりでした。

その度に西山社長から、「出勤して8時間勤務することを評価するわけではない。勤務時間に応じて業績が上がるわけではないし、会社に来ることが仕事ではない。女性の方が家庭に対する責任感が強く、急に休まなければならなかったり、出勤できない日もあるでしょう。でも、そんな自分でコントロールできないことに引け目を感じることもないし、それを理由にキャリアを諦めるのはナンセンス。もっと広い視野・長期間で考え、できない状況に甘えず、自分が成果を上げられる方法を画策すべき。貞松さんがそれを実現することは、これから入社してくる人達にとっても、会社にとっても重要なことだと考えています。」と言われ、どれだけ救われたことか。本当に感謝しかありません。

丸山アーバングループでは、それが実現可能です

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求められる成果・結果が明確なので、会社と自分の将来のキャリアの為に責任を持った行動ができる方であれば、納得感・充実感を持って働くことができます。

しんどい時はどうしてもその辛い現状ばかりに目を向けてしまいがちですが、ライフイベントは未来永劫続くものではなく、会社人生で考えれば一過性のものです。その状況を前向きに捉え、「自分は将来どんな風に働いていたいか」というイメージを持ち続けることが大切だと思っています。

キャリアは想定外の連続です。だからこそ、想定外のことを受け入れる意識を持ち、定期的に自分自身の価値観を顧みて、長期的にかつ満足できるキャリアを築いていきたいと思います。