本文までスキップする

ブログ
Blog

未来を創る学びの場 ― 東海大学 × ユーミーらいふグループ 産学協働プロジェクト【3年生編】

Publish :

こんにちは。丸山アーバン広報室です。

この度、ユーミーらいふグループ(藤沢市)は、地域社会の未来を担う若い世代の育成と、大学と企業が協働する学びの創出を目的に、東海大学と産学連携プロジェクトを実施しました。学園祭「建学祭」を舞台に、1年生・3年生がそれぞれのテーマに挑戦しました。

産学協働プロジェクト 3年生編 ― 「住まい実態調査」報告

11月17日、東海大学文化社会学部 広報メディア学科3年生チーム「spinach‼(スピナッチ)」が、湘南キャンパスの学生401名を対象に行った住まい実態調査の結果を発表しました。
調査の目的は、学生のリアルな住まい事情を把握し、企業の広報やサービス改善に活かすこと。
「生活者本人の本音を知るのは難しい」という企業の課題に対し、学生たちは自ら仮説を立て、統計分析や地図化を駆使して提案をまとめました。

調査の特徴

  • Googleフォームによるアンケート(全13問)をQRコードで配布
  • クロス集計とGoogleマイマップで居住分布を可視化
  • カイ二乗検定で「部活動所属と一人暮らし」「住まい形態と認知度」などの関連を検証

本年の5月から長期間にわたり、ユーミーらいふグループとの打ち合わせやメールでのやり取りを重ね、学びと実務が直結する場を創出しました。

調査から見えた学生の暮らし

  1. ユーミーらいふの認知度
  2. 一人暮らしで重視する設備・条件
  3. 地理的要因やライフスタイルの違い

分析は、クロス集計・地図化・統計的仮説検定を用い、性別や居住形態など多角的な視点で行われました。

学生からの提案

調査結果をもとに、学生向け賃貸事業の改善案が提示されました。
特に、分布マップを活用した新たなプロモーションの可能性が示され、評価者として参加した店舗責任者からは
「ぜひこのデータを活用したい!」との声が上がりました。
さらに、弊社 西山社長からも
「大学生のお部屋探しは、親の決定権を意識する必要がある」
とコメント。ユーザー視点の新しいアイデアを得る貴重な場となりました。

初めての挑戦が生んだ52ページの成果

初めての統計分析、初めての企業発表――それにもかかわらず、報告書は52ページに及ぶ実務レベルの内容となりました。
野口将輝准教授の協力を得て形になったこのプロジェクト。発表後の学生の表情には、安堵と達成感が感じられました。
この取り組みは、学生にとって社会に出る前の重要な学習機会であり、企業にとってもユーザー視点の新しい発想を得る場となりました。
※この発表内容は、タウンニュースでも紹介されています。ぜひご覧ください。

今後の展望

次回は12月、同学科1年生によるキャッチコピーコンテストの結果発表を予定しています。
ユーミーらいふグループは、こうした産学協働の取り組みを通じて、地域社会に根ざしたサービスの向上と、次世代を担う人材育成を目指してまいります。

一緒に未来をつくりませんか?

私たちユーミーらいふグループは、挑戦を歓迎し、湘南地域の活性化に貢献し、データに基づく戦略を実践する――そんな環境で働きたい方を募集しています。

👉 ユーミーらいふグループ採用情報はこちら

👉タウンニュース掲載記事はこちら
「東海大学×ユーミーらいふ 学生が「住まい実態」調査 分析結果をプレゼン」