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「ものづくり学生サミット2025 in 湘南」中間発表&最終打ち合わせ#03

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12月3日、東海大学湘南キャンパスにて「ものづくり学生サミット2025 in 湘南」に参加する学生たちと中間発表を行いました。また、同月11日には、最終報告会に向けた最終打ち合わせを実施しました。

「ものづくり学生サミット」とは、学生が実際の企業や地域が抱える課題に挑戦する場として行われている産学連携型の取り組みです。

私たちのプロジェクトでは、人口減少が進む田浦エリアを舞台に、人が集まるための建物を京急田浦駅付近の空き地に計画することをテーマとして取り組んできました。

学生たちはここまで、現地見学や打ち合わせを重ねながら、約2か月間にわたり、地域の現状や課題に向き合い、設計・企画の視点から具体的な提案へと落とし込んでいきました。

今回の記事では、プロジェクトの中盤にあたる中間発表と、そのフィードバックを受けて行われた最終打ち合わせの様子をレポートします。

中間発表:構想から見えてきた課題と新たな視点

中間発表では、これまでの現地見学や調査を踏まえ、地域の課題や魅力をどのように企画・設計のアイデアへ落とし込んだのかについて、各チームが発表を行いました。

学生たちは構想をまとめた段階ではありましたが、計画内容についてはまだ検討の余地が多く、発表を通じて新たな視点や改善点が次々と浮かび上がりました。

また、丸山アーバンの設計士も参加し、実務に基づいた設計目線からのアドバイスが交わされ、このプロセスは、最終報告会に向けて課題を明確にする重要な時間となりました。

最終打合せ:フィードバックを受けて見えた学生の成長

産学連携イベント「モノづくり学生サミット2025 in 湘南」の中間発表・最終打ち合わせの様子

限られた時間の中でも、自分たちの提案を磨き上げようとする姿は、このプロジェクトを通じた学生の成長を感じさせる場面となりました。 中間発表後のフィードバックを踏まえ、最終打ち合わせでは発表内容や資料の最終確認を行いました。そのなかで、まだテーマが定まりきっていないチームや、資料の完成度に課題が残るチームがあること、また担当の先生からは全チーム共通の課題として「発表時の声が小さい」といった指摘もありました。

一時は少し落ち込んだ様子を見せる学生もいましたが、打ち合わせ終了後には個別に質問や相談をする姿が見られ、最後までより良い提案に仕上げようとする前向きな姿勢が感じられました。

次回は本番の最終報告会

いよいよ次回は本番の最終報告会です。学生たちは約2か月間、自分たちのアイデアを何度も見直し、課題をブラッシュアップしてきました。今回の発表は、そうしたまちづくりを意識した取り組みの集大成となります。

各チームが地域の魅力をどう生かし、課題をどのようにデザイン提案として形にしてくるのか、私たちも非常に楽しみにしています。ぜひ皆さんも、学生たちのまちづくりに向けた努力の成果をお楽しみください。

 

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