株式会社丸山アーバンと、はやかわ建設計画とのコラボレーション企画第二弾となる物件、ライフスタイル提案型コンセプト賃貸アパート「テラスタ（Terrace Style）」が竣工しました。

設計コンセプト

茅ヶ崎市東海岸北は茅ヶ崎駅から近く、利便性が高いエリアです。この地では、木造3階建ての賃貸住宅が建てられますが、避難のためのバルコニーが求められます。そのバルコニーを単なる避難場所ではなく、自然を楽しむテラスとしてデザインしたのが「テラスタシリーズ」の東海岸北モデルです。
通常のバルコニーよりも奥行きを広く設け、ひとつの居場所となるように設計しています。また、共用廊下とテラスを横並びに配置することで、テラスが街中の庭のようになり、路地を通って住戸へ向かう感覚を生み出すことを意図しています。テラスは街と住戸をつなぐ半屋外空間となり、そこに暮らしが滲み出ることで、街に開かれた賃貸住宅を実現するようデザインされています。

ライフスタイル

「テラススタイルで自然を楽しむ暮らし」というコンセプトのもと、住まい手がテラスでアウトドアライフを楽しめる住戸を提供します。湘南の街並みでは、テラスでバーベキューをしたり、サーフボードを手入れしたりしている風景がよく見られます。海風を感じながら外を楽しむ湘南らしい暮らし方のひとつだと思います。そんな風景を賃貸住宅でも実現できないかと考えて、テラスタが生まれました。
3層のテラスが特徴的な外観は、住まい手が自由にテラスを使う風景が、そのまま街の風景になることを想い描いてつくりました。

配置計画

テラスタは屋外階段を含めたアプローチゾーン、共用廊下を含めたテラスゾーン、そして住居ゾーンの３つのゾーンが街からグラデーションのように並ぶのが特徴です。今回の敷地は南西の角地の為、南の方に屋外階段とテラスを設けて開き、街からプライベート空間に徐々にいざなうような配置計画になっています。

住戸計画

住戸プランはカフェのようなカウンターキッチンが特徴的で、ハイスツールでカフェ気分が味わえます。リビングはテラスに隣接して設けられ、テラスもアウトドアリビングとして利用できます。

キッチンからテラスまで視界が通ることで、外に広がりを感じられる間取りになっています。奥には落ち着いた部屋がひとつあり、DINKsでも十分に暮らせる広さの間取りになっています。

色彩計画

色彩計画は、テラスの木調パネルが引き立つように、その他の部分をモノトーンでまとめています。
外壁は白、サッシは黒、階段はシルバーとし、テラスが引き立つように計画しています。

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