はじめまして、丸山アーバンの永見です。

2024年4月に中途採用で入社し、現在はアパート・マンションなど収益物件の建築設計業務に携わっております。

小学生の子育てをしながら、丸山アーバンで働きはじめた理由と、入社して約3ヶ月経った今の思いについて綴りたいと思います。

これまでの経歴

私は、大阪の大学で建築を学びハウスメーカーに就職しました。

実施設計・インテリア設計を経験した後、もっとお客様の近くで直接お話をお伺いしたいという思いが強くなり営業に転身しました。

また、結婚を機に関東へ異動、出産を機に時短勤務で営業をサポートする部署へ異動させていただくなど、ライフスタイルの変化に合わせて様々な働き方を経験させていただきました。

辞めてしまう同期も多い中、しぶとく居座ったと言いますか…

良くしてくださった方々には今も感謝の気持ちでいっぱいです。

その後、子供が5才になった頃に夫のフランス赴任が決まり、帯同するため退職することとなりました。

コロナ真っ只中の辞令ということもあり、新卒からお世話になった会社を30代半ばで辞めてこの先どうしようという思いもあり、当時はフランスへの期待より不安の方が大きかったのを覚えています。

フランスで経験したことを次の仕事に

そんなこんなで低空飛行で始まったフランス生活ですが、コロナが落ち着きはじめて春になると街の景色は一変しました。

フランスらしい活気が戻り、少しずつ遠出もできるようになりました。

パリだけでなく、「フランスの最も美しい村※」と呼ばれる可愛い村を車で巡るのが我が家の楽しみで、コロナの規制が完全に無くなってからはフランスだけでなくヨーロッパ各地の素敵な街並みや景色を求めて旅行しました。

（※「Les Plus Beaux Villages de France（フランスで最も美しい村）」協会が認定した村。人口2000人以下かつ保護されている重要文化財／歴史記念物が2つ以上あること等の厳しい基準をクリアする必要があり、2024年6月現在178の村が認定されています。）

ヨーロッパの素敵な街並みを見ていると「自分もせっかく建築学科を出たのだからこんな魅力的な場所が作れる人になりたい」と考えるようになり、数年間眠らせていた建築に対する思いが込み上げてきました。

また、フランスにはバカンス法と呼ばれる法律（有給休暇は最低5週間。そのうち2週間は5月～10月の間に連続で取得しなければならないという決まり）があるため夏のバカンスを全力で楽しむ方が多く、そんなフランス人を見ていると人生もっと自由に楽しもうという気持ちになりました。

帰国後、丸山アーバンを知る

帰国後、熱量が高まっている私は、「新しいことに挑戦するなら今しかない」と思い、ハウスメーカー以外にも視野を広げて自分のしたい仕事を考えました。

以前は藤沢から東京に通勤し2時間短縮勤務で働いていましたが、子供も大きくなり、通勤時間を減らせばもう少し負荷のかかる仕事にも挑戦できるのではという考えに至り「自分が今後の人生を捧げたいと思う仕事を近場で探す」という軸で再就職活動をしたところ丸山アーバンのホームページに辿り着きました。

あのカエルの看板の！と繋がるまでには少し時間がかかりましたが、素敵な実例写真と自分が求める「建築を通して街全体をよくしたい」という思い、そして何より、縁もゆかりもないなか定住の地に選んだ「湘南」に特化した事業という点に惹かれ、ここでなら自分の求める働き方ができるのではないかと感じました。

また、面接で子育てとの両立についてご相談させていただいたときの西山社長のお言葉も胸に刺さり、ライフステージによって様々な働き方が選択できるところにも魅力を感じました。

実際に働いてみて

丸山アーバンでの業務は、想像以上に多岐に渡っていました。

少人数の組織でありながら、ユーミーらいふグループの事業を統括するという大きな責任があり、事業全体を把握するため幅広い知識とスピードが求められます。

正直なところ、今の私では足りない部分だらけで毎日話についていくだけで精一杯ですが、魅力的な建築に携わりながら成長できる仕事を求めていたので、自分が望めばいくらでも知識や経験を得ることができ、営業・設計の境目なく携われるこの環境は有難いと感じています。

一つ一つ習得して、しっかり社会・お客様に還元したいと思います。

一方、家庭と両立するにあたっては自分でコントロールできない要素が多く自分の思いだけで突き進めない歯痒さがありますが、丸山アーバンには私の他にも子育てをしながら働く女性が大勢いて働き方を工夫しながら仕事を行っており、私も自分のペースで働くことができております。

最後に

拙い文章で恐縮ですが、以上の事が、私が丸山アーバンで働く理由と入社3ヶ月目の心境です。

母親になった時点で自分の好きなことを仕事にし続けることは難しいと感じていましたが、30代半ばで思い切って挑戦して良かったと思います。

就職活動をしていると、新しいことに挑戦できるのは30代前半までという言葉をよく耳にしましたが、いざ丸山アーバンに入社したら私より年上の女性が大勢活躍されていて皆さん中途採用で驚きました。

私と同じタイミングで採用された方とは現在チームで動いており、一緒に仕事を作り上げていく楽しさと、苦労を共にできる心強い存在となっています。このような会社もあることを、年齢や家庭との両立などのしがらみで選択の幅を狭めている方に知っていただきたいと思います。

特に、湘南在住または湘南愛の強い方で私と同じように、家庭と仕事の両立に悩んでいる女性に届くと嬉しいです。