明治時代以降、別荘利用者の強い要望により江ノ電が開通し、鵠沼駅からまっすぐ海に向かう道が整備され、鵠沼は別荘地として大規模エリア開発された場所です。同時に定住化も進行し、戦後の新しいアメリカ文化と別荘地由来の松林や竹垣、玉石垣など昔の町の風景が今も色濃く残されています。

歴史ある鵠沼海岸の景観にふさわしい白とウッドを基調とした、高級感漂うRC造の低層レジデンスが完成しました。

鵠沼海岸・白亜の邸宅

近隣は公民館や古くから暮らす方々が残る場所です。地域に溶け込む外観デザインだけでなく、住人同士の交流や、ご近所で繋がりを持った方々が交流するコミュニティ機能を持ち合わせた賃貸住宅を目指しました。

エントランスゲートを抜けると築山のある中庭では、四季の景色が楽しめます。春になると桜を眺めたり、通路を利用する住人と日常の会話を楽しんだり、芝生では子供が元気よく走り回り、時折ベンチで休憩をするなど思い思いの時間を楽しめます。

1階住居には専用テラス、屋上には共有テラスを設け、入居者や子供が安心して遊ぶことができ、交流をする場所を多く設計することで、幅広い年齢層に対しコミュニティの形成を促します。

部屋同士の隣接面が少ない建物配置を行うことで生活音等のプライベートに配慮した、2LDKのゆとりある間取りを採用しました。

中庭にはサーフボードラックもあり、海の近い鵠沼海岸ならではの暮らし方と実用性も備えた物件です。