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実績
Works

松鵠舎(しょうこくしゃ)|別荘地の面影を受け継ぐ、ゆったりと時を愉しむ住まい

Publish :
所在地
藤沢市鵠沼松が岡
タイプ
新築
構造・規模
木造・2階建て
戸数
6戸
間取り
1LDK
敷地面積
240.8㎡
延床面積
198.45㎡
完成年月
2020年

鵠沼松が岡に計画した「松鵠舎(しょうこくしゃ)」は、かつて湘南の別荘地として育まれた街の記憶を受け継ぎながら、穏やかな時間とともに暮らすための邸宅型レジデンスです。

周辺には住民協定によって守られた黒松並木が広がり、湘南らしい落ち着きと風格のある街並みが形成されています。本計画では、その恵まれた環境に調和しながら、自然と時間の豊かさを感じられる住まいを目指しました。

街の歴史と風景に寄り添う建築

鵠沼松が岡は、湘南を代表する住宅地のひとつとして、長い時間をかけて成熟した街並みを育んできました。

本計画では、建築が周辺環境から突出するのではなく、黒松の緑や閑静な住宅地の景観に寄り添うことを大切にしています。落ち着いた佇まいの中に上質さを備えることで、この土地が持つ歴史や風景を未来へとつなぐ住まいを目指しました。

無垢材が育てる、豊かな暮らしの時間

住戸は1LDKとし、一人暮らしから二人暮らしまでを想定したゆとりのある空間構成としています。

室内には無垢材の床を採用し、素足で歩いたときのやわらかな質感や温もりを感じられる住環境を整えました。自然素材ならではの表情は、年月を重ねるごとに味わいを深め、住まう人とともにゆっくりと成熟していきます。

日常の何気ない時間の中に、小さな豊かさを感じられる空間づくりを大切にしました。

湘南のライフスタイルを受け止める土間空間

湘南での暮らしに欠かせないアクティブなライフスタイルにも配慮し、住戸にはサーフボードを収納できる土間空間を設けています。

海から戻った後もスムーズに利用できる動線を確保することで、趣味と暮らしが自然につながる住環境を実現しました。外と内をつなぐ土間は、収納としてだけでなく、暮らしに広がりや余白を生み出す場所としても機能します。

湘南らしい自由な時間の過ごし方を支える空間となっています。

時を重ねながら暮らしを育てるレジデンス

松鵠舎は、利便性や機能性だけを追求した住まいではありません。

黒松並木が織りなす風景、無垢材の経年変化、そして自然とともに流れる穏やかな時間。それらを日々の暮らしの中で味わいながら、住まう人自身がゆっくりと住まいを育てていくことを大切にしています。

湘南の別荘地文化の面影を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに寄り添う住まいとして、松鵠舎は静かな豊かさに満ちた暮らしを提案します。